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『宝塚BOYS』観てきました♪

8/16日、終戦記念日の翌日・・・

シアタークリエにて、観劇してまいりました。

『宝塚BOYS』



2007年からはじまり、2008年再演、そして今年再び・・・新生BOYSで再々演にて、初観劇です。


ごくごく簡単に説明すると


終戦後まもない激動の時代。一人の帰還兵が宝塚へ葉書を一通したためた ―

「宝塚歌劇団への男子加入を認めていただきたく・・・」 


こうして宝塚に男子部が誕生する ―


しかし、周囲には反対の意見が多く、男子部はなかなか日の目をみる事が出来ない。 ―

それでも、猛特訓を続ける日々 ―

いつの日か大劇場の舞台に立てると信じ ―

そしてついに ―

「明日の宝塚スター」を夢見て集まった、個性豊かな青年たち。
彼らの9年間の軌跡を描いた、BOYSのちょっと可笑しく哀しい青春グラフティ。


といった内容です。


詳しくは公式ウェブサイトへ
http://www.takarazuka-boys.jp/

ここから本編の感想なので、ネタバレ致します
(これから観劇予定の方はご注意を


この舞台は実話をベースにしていて、
1945(昭和20)年12月~1954(昭和29)年3月の解散まで「宝塚男子部」は実在していました。

第1期生から第4期生まで25人の方が在籍されていたそうです。

宝塚も観た事の無い私は、全く知りませんでした。

戦後直後
生きていくだけで精一杯な時代だったでしょう・・・
そんな中で、男子がかつて一度も立ったことが無い、女の園宝塚の大劇場の舞台に立ちたいと夢見て頑張る青年達・・・
ちょっと前まで、戦地で死を覚悟していた方々なんですよ・・・

プログラムを読んで知ったのですが、
手紙を出して、宝塚男子部誕生のきっかけを作られた方は、戦争中は人間魚雷・回天の基地で出撃していく兵士たちを見送る通信兵をされていたそうです。
出撃する人々を見送り、自らも死を覚悟していた。
そんな過酷な場所で多感な青春時代を過ごした方が、幼い頃から憧れていた宝塚の大劇場を夢見る・・・
それを実際のものとするために行動する・・・
なんて人って強いのだろう・・・なんてエネルギッシュ・・・
読んでいると、熱いものが喉に押し寄せてきます。

私は、観劇後にプログラムを詳しく読んだのですが、
読んで背景を詳しく知ってから舞台を観れば良かったなぁ、と少し思いました。



さて、
観劇感想

終戦後の話なので、少し静かな舞台を想像していましたが、大きく裏切られました。

演者のコミカルな演技に、客席からは頻繁に笑いが起こります。

戦時中の想像を絶する厳しい時代を経験してきた方達の話がベースになっているのですから、所々目頭が熱くなるシーンも勿論ありました。

客席にはご年配の方々の姿も沢山見受けられ、皆が笑っているシーンでも笑われていない方がいたりと・・・
きっと当時の事を思い出された方もいらしたのでしょう・・・
様々な年代の方が様々な想いを胸に抱く舞台・・・


セットは主に“稽古場”と“寮”の二つのみ。

キャストは9人のみ・・・

エキストラ的に出てこられる方もいない・・・

正直地味です・・・

なのに、何故でしょう・・・

普段、派手目なエンターティメント性の高い賑やかな舞台が好きな私ですが・・・

地味さも、物足りなさも一切感じなかったのです。

楽しい舞台でした。

それぞれが演じるキャラクタに、感情移入して観ていました。

まるで一緒に同じ空間で頑張って夢見ている様な楽しさがありました。


クライマックスでは稽古場セットの正面が割れて、大階段が出現します。

そして華やかな“男子部”レビュー開幕

客席からは、手拍子が鳴り響き盛り上がります。

何曲かありましたが、「すみれの花咲く頃」のメロディーにあわせて、シャンシャンを振り、大きな羽を背負って、楽しそうに大階段を降りてくるフィナーレが、一番好きです。

私も手を叩きながら、もう楽しくて楽しくて

ラストは、
大劇場に立つ夢は叶わなかったものの、清々しく稽古場を後にしていく男子部メンバーの姿に胸が熱くなりました。


☆キャスト

上原金蔵 役(1期生)/ 浦井健治さん

手紙を出して男子部誕生のきっかけを作った、男子部のまとめ役

彼目当てで観に行きました。
新感線舞台「薔薇サム」で初めて観て、その歌声に惹かれました。
今作でも歌声はもちろんのこと、コミカルな演技と笑顔が素敵でした。


長谷川好弥 役(1期生)/ 杉浦太陽さん

旅芸人の息子

はじめは結構おちゃらけた感じだったのですが、心から芝居をしたい熱い想いが台詞からひしひしと伝わってくる演技でした。
ウルトラマンのイメージ(笑)が私の中で結構な割合を占めていたのですが、すっかり塗り替えられました。


山田浩二 役(1期生)/ 黄川田将也さん

元闇市の愚連隊で、実は日舞なお家柄

どちらかというとクールなイメージだった黄川田さんが・・・コミカル過ぎてビックリ!
初っ端の自己紹介シーンから、「おひかえなすって」って(爆笑)
白ふんどし一丁でウロウロしたりと、私のイメージはすっかり壊れてしまいましたが、そんな彼も素敵でした。
誰よりもタッパがあるせいかスラっとしていて、レビューシーンでは映えますねぇやっぱり。


星野丈治 役(1期生)/ 東山義久さん

一人だけ、オーディションではなく引き抜かれた現役のダンサー

キザでカッコつけた役にピタリと嵌るキレの良い動きです。
実際にダンス畑の方なので、レビューのソロダンスシーンの見応えは凄かったです。
振付もご自身でされたとか・・・他の方のダンスより格段にレベル高しです!


竹内重雄 役(1期生)/ 藤岡正明さん

元電気屋

役柄的にはチョット地味目なんですが・・・
歌うシーン・・・上手い!
って思ったら、藤岡さんは“ASAYAN(懐かしい・・)の超男子ボーカリスト・オーディション”で最終選考まで残り、その後デビュー。
高い歌唱力に定評のある方でした。
なるほど上手い筈。
演技の中では、キャストを肩に担いで運んで行くなんて力強いコミカルな演技がいくつかあり、楽しませて頂きました。
長身の黄川田さんすら肩に担ぐ・・・お疲れ様です。


太田川剛 役(1期生)/ 瀧川英次さん

元宝塚のオーケストラメンバー

滝川さんは、演劇をはじめ、映画、TV、CMなど幅広い分野で、演技力に高い評価を得ている方とのこと。
劇中は、お調子者な役なんですが、病にかかり病院を抜け出してまで稽古場に来てしまい、鏡をみて自身の姿に嘆くシーンの熱演には目頭が熱くなりました。


竹田幹夫 役(2期生) / 石井一彰さん

元闇市の愚連隊で、山田の後輩

二枚目でちょっと線の細い感じの役です。
演じられている石井さん自身も二枚目で凛々しいです。
戦後行方知れずの父の、戦死の知らせを受け取ったシーン後に、一人で語られるシーンがあるのですが、オペラグラスでみると、うっすら涙が光っていました。
その演技に惹きこまれます。
ミュージカル畑の方なので、その歌声も素晴らしく上手くて素敵でした。
声が好きになりました。
他の舞台でも、彼の歌声を聴いてみたくなりました。


君原佳枝 役 (寮のまかないさん)/ 初風 諄さん

初演以来、同じ役を務めていらっしゃる方です。

劇中では、寮でまかないをしつつ、実はもと宝塚で大劇場を夢見た一人だったって役ですが、実際には・・・
宝塚歌劇団で娘役トップスターとして幾つもの名舞台にたち、一度は引退するも、舞台復帰され、現在も数々の舞台で活躍されている方です。
経歴は後で知ったのですが、舞台で初めて観た時から雰囲気のある方だなって思っていました。
その声には気品が漂い、歌のシーンでは、観客全員が虜にされてしまう様な歌声でした。


池田和也 役(男子部担当者)/ 山路和弘さん

初風さん同様、初演以来、同じ役を務めていらっしゃる方です。

かつてBOYS達同様、演出家という夢を追い求め、諦めた過去のある役です。
時にはコミカルな部分もありましたが、全体的に渋く演じられ、登場されると舞台が引き締まる様でした。


浦井さんと黄川田さん以外は存じ上げなくて、この舞台で初めてお見かけした方ばかりでしたが、キャスト一人一人が個性的に熱演されていて十二分に楽しめた舞台でした。

欲を言えば、もっとレビューシーンを観てみたかったなぁ・・・と。
だって、羽を背負って大階段を降りてくる男子のレビューシーンを観る機会なんてそうそう無いんですから


プログラムは、装丁が素晴らしくシッカリしていて、内容もキャスト全員の細かな紹介や“男子部研究生”のそれからが載っていたりと充実しています。
おすすめです
劇場の他、オンラインショップでも購入できるそう。


関連動画(YouTube)






舞台原案本はコチラ

男たちの宝塚―夢を追った研究生の半世紀 (のじぎく文庫)
男たちの宝塚―夢を追った研究生の半世紀 (のじぎく文庫)



毎度長文へのお付き合い、有難うございました。

theme : 舞台とミュージカル
genre : アイドル・芸能

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『宝塚BOYS』@シアタークリエ

2008年の再演時、初めて観て大号泣した私。(笑) そして今年、キャストも一新! 若返ったメンバーでの再々演って事で観に行ってきました! ...

comment

Secret

おもしろそうですね

劇場でもらったチラシを見て、ちょっと気になっていたお芝居です。
梅子さんの記事を見て、さらに興味を持ちました。
正直もうちょっと入場料が安かったら絶対見に行っていたのに・・・
なんて思ってしまいました。

>nanaさんへ

私もチョット気になっていて・・・
でも他の舞台も観に行くので、今回は我慢しようと思っていたのですが、会社で仲良くしている人が、ちょっと行きたいみたいな感じだったので、二人で観に行くのもたまには良いかなぁと観に行ってしまいました!!

ホントおもしろい舞台でした!
また再演したら観に行きたい舞台です♪

やっと・・・

感想が書けたのでお邪魔します♪

この作品、、、いいよねぇ~♪(笑)
沢山笑って、沢山泣いて、沢山の感動をもらえます。
7人のBOYSは皆それぞれに魅力的だし、2人の重鎮も素敵だし♪

ラストのレビューシーンは素晴らしい!
ボロボロに泣きながら手拍子してました。(笑)
実際のBOYS達にも1度でいいから大舞台に立たせてあげたかったなぁ。
そしたら現在の宝塚歌劇も、なにかしら変化があったのでしょうか?

またいつか上演されたら絶対に観に行きます!

>麗さんへ

こんにちは♪&コメントありがとうございます☆
早速観レポ読みに行きますね☆

>実際のBOYS達にも1度でいいから大舞台に立たせてあげたかったなぁ。
同感です。
ラストのシーンが大舞台だったらどんなに良かったか・・・(涙)
私も胸が熱くなりながら、力いっぱい手拍子していました。

また再演されると嬉しいですね^^
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