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ミュージカル『スリル・ミー』観てきました。

10/3(月)夜

仕事帰りに麻布十番へ向かいました。

お目当ては・・・

ミュージカル『スリル・ミー』

111003.jpg

19歳の「私」と「彼」・・・たった2人のミュージカル。
犯罪を成功させる事でしか自分を満たせない「彼」―
「彼」が全て・・・渇望し続ける「私」―
次第にエスカレートする「彼」の望み・・・やがて2人は・・・

1924年に実際に起きた凄惨な誘拐殺人事件をベースに描かれた、ノンストップ100分ちょいの「私」と「彼」の心理戦サスペンスです。

原作・音楽・脚本:STEPHEN DOLGINOFF
演出:栗山 民也
ピアノ伴奏:朴 勝哲(パク・スンチョル)
キャスト:
私:田代 万里生×彼:新納 慎也(Wキャスト)
私:松下 洸平×彼:柿澤 勇人(Wキャスト)
詳しくは公式サイトへ
http://hpot.jp/tmjp/index.html


会場はアトリエフォンテーヌ

客席は100人程で満員になる地下の小劇場・・・

集まったキャストにスタッフはいくつもの大作に関わってきた者ばかり!

緊張感のある小さな空間で上演したいという演出家のこだわりにより、2005年NYオフブロードウェイで初演を迎えて以来世界各地でヒットしているこの舞台が、敢えて小さな劇場で日本初演を迎え、千秋楽を終えました。


スリル・ミー・・・
私をゾクゾクさせて・・・

タイトル通りゾクゾクする舞台・・・
誰もが息をのんでいる・・・
濃密な空間が「私」と「彼」で満たされていく。

その一部に私も溶け込み、まるで自分が無いように、ただひたすら終演まで「私」と「彼」の造り出す世界をジッと観ていました。
ジッと観ている・・・まさにピッタシな表現。

始まってから終わるまで拍手をすることは一度もありません。
「私」と「彼」の世界を壊さない様にひっそりと覗き観ている様な客席の雰囲気。

地下の小さな劇場に足を踏み入れた時に、日常から切り離されたような不思議な感覚に陥りました。
成る程納得な小劇場上演!
「私」と「彼」の世界の一部になった様に感じる密な距離感と閉塞感が良いんです。

ちょっと今までに観た事が無い種類の深く印象に残る舞台!
その日本初演を観られた事、幸せに思います。


舞台は実にシンプルなセットにピアノが1台・・・
舞台が始まったらセットと照明を駆使し、工夫を凝らした様々な演出が・・・
キャストの動き、小道具1つ、照明や音響で、舞台中央にある四角いスペースのセットが、シーン毎に全く違う場所になるのには驚きました。面白い!


楽曲の伴奏が、朴 勝哲さんのピアノ1つってのも良かったです。
ピアノの音色が静かに流れ、ときに激しく、美しい・・・
不安を煽り、狂気を滲ませる・・・
その音色さえサスペンス要素を含んでいるかのようにゾクゾクしました。


悪魔のような「彼」に嵌った、中毒者のような「私」

前半は「彼」に翻弄される「私」に、溢れんばかりの切なさを感じていましたが・・・
クライマックスへ向かうにつれ、「私」と「彼」の関係がいつの間にか逆転していく過程が快感とさえ思う面白さでした。

「私」と「彼」・・・
はたしてどちらが狂気に魅入られていたのか・・・
最終的に優位に立っていたのは・・・

「彼」を閉じこめた「私」なのか・・・

「私」の心を掴んだまま先に逝ってしまった「彼」なのか・・・

「彼」は「私」を愛していたのか・・・

ただ超人然とした自分を誇示するために「私」が必要だったのか・・・

「私」は「彼」を愛していたのか・・・

ただ「彼」が与えてくれる刺激を求めていただけに過ぎないのか・・・

1シーン毎にいくつもの顔をみせる「私」と「彼」に翻弄されました。

常に狂気がチラつく「彼」、時折見せる「私」の瞳の奥にある怪しい光・・・危うい2人の演技にのめり込み。

そしてラストは・・・
「私」に対しての不気味さと切なさに奇妙な高揚感が入り混り、観終わった後、やっぱりゾクっとしました。


そんな不思議な世界へいざなってくれたのは・・・

「私」役:田代万里生さん
「彼」役:新納慎也さん


「私」と「彼」は、それぞれダブルキャストですが、千秋楽のみの観劇なのでもう一方の柿澤勇人×松下洸平ペアは観れませんでした。


「彼」役の新納慎也さんは、今回の舞台で初めて観たのですが・・・
なんつー色気のあるメンズですかぁぁぁ!!!!!
と衝撃。
写真や動画で見た時もセクシーな人だなって思ったけど、生で観た彼が纏わせている何とも言えない雰囲気にちょっとびっくりする位でした。
パンフレットを見て、私より年上だったことに驚きつつも納得。
大人の色気だわアレは!!!
マッチ一本擦る、タバコ一つ吸う姿がめちゃめちゃ絵になる。
・・・ホントのマッチに本物のタバコがちと目にしみましたが(苦笑)


負けてなかったのが田代万里生さん・・・万里生くん!

演技の端々にみせる表情にドキリ。

万里生くん、あんな色っぽい表情や危なげな表情が出来るんだ!!

「お前がいなきゃダメなんだ・・・」
高飛車な「彼」から聞く初めての甘言。
揺れ動く「私」の心。
互いの要求に全て応える・・・望みを叶える為に交わした血の契約書。

「彼」の望みを叶えた後に求めた代償・・・
あんなに必死に強引に「彼」を求めずにはいられないって仕草に表情・・・
必死過ぎてコワい位。
でもそんな万里生くんカッコ良かった!


他にも印象的なシーンが沢山・・・

久しぶりに会った「彼」に持ちかけられた放火計画。
しぶしぶ了解する「私」に「彼」からのご褒美キス・・・後の「私」。
喜びと「彼」を理解出来るのはやっぱり自分だけだという誇らしさを抑えきれない万里生くんのあの表情、歌声が忘れられません。
何だか憐れで切ない・・・


2人のキスシーンも忘れられない・・・
長いし濃いしで(//▽//)
1回目のキスシーンは、ちょっとここでは書けない位の新納さんの仕草や目線・・・ドキドキドキドキ・・・

そんなBL的な要素もある舞台だけど、その要素が悪目立ち過ぎる事は決してありませんでした!
(その要素、嫌いじゃ無いけどね(笑))
男同士って事よりも、「私」の「彼」に対する執着心、2人の関係性と心理が重要なのです。

だからキスシーンもLoveってより、「彼」の作戦的要素を強く感じました。


クライマックス。
ついに追い詰められた「彼」・・・
常に「私」を上から見下ろしていた「彼」がはじめて「私」に謝罪する時がきた・・・
優しい声でなだめるように「私」の名を呼び助けを請う・・・
今まではお願いというより命令という感じで余裕綽々だった「彼」が下から許しを請い、頼み・・・
2度目のキス。
1度目のキスの時とは随分違う2人。
2度目のキスは何の為?
交わした血の契約は一生だと「私」に思い出させる為だろうか?
しかしこの後、「私」が「彼」の為になんでもしてあげるって態になると、とたんに俺様的「彼」に戻り「私」に指図・・・
ただ、舞台前半の様な堂々とした感は無く、むしろ焦り怯えている様な印象を受けました。


この瞬間きっと「私」が勝ったのだと思いました。
今まで通り抜けていた「彼」の目がシッカリ自分に向くのを待ち続けていた「私」が勝った瞬間なのだと・・・
しかし!甘かった。
終演まであと少しというところでさらなる展開!?が待っていました。
むしろそこからが「私」の真実。
その時の万里生くん・・・なんて表情をつくるんだろう(驚)
「本気でそう思ってた?」
「一緒に死ねるなら・・・」
「99年・・・離さない」
「私」の言葉に冷たい戦慄が走り、ああこれが「私」の本当の勝利なのかとゾクっとしました。


「私」の狂気の前に「彼」はかすみ・・・


ラストに見せた「私」の表情・・・最高でした!!
最高にゾクゾクしました!


スリル・ミー
癖になる舞台。


今までで一番万里生くんの演技を楽しめたかもしれません♪
いつもニコニコ万里生くんからは想像もつかない程の見たことの無い表情が盛り盛り沢山。
万里生くんの表情に背筋が凍るほどゾクゾクする日がくるとは(驚)
特にクライマックスの演技には痺れました。
美しかった。
濃いキャラの色気をたっぷり纏ったベテラン新納さんが相手でしたが、決してのまれず、のまず(笑)
2人で丁度良い「私」と「彼」を創りあげていました。
そんなお2人に、演出に、音楽に、照明に、美術に・・・
この舞台を創り上げた全てのスタッフに本当に心の底から賛辞の拍手をおくりたいです。


千秋楽のスペシャルカテコは、Wキャストの松下洸平さん×柿澤勇人さんペアも出てこられ、健闘をたたえて皆で何度もハグ!!
キャストの感動が伝わってくる様なカテコでした。


◇◆◇
そんな『スリル・ミー』

再演決定!!!



2012年3月、アトリエフォンテーヌ追加公演
出演:田代万里生 新納慎也

2012年7月銀河劇場

チケット入手困難な舞台になる事は間違えなさそうな予感。

theme : 舞台とミュージカル
genre : アイドル・芸能

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