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『眠れぬ雪獅子』観てきました。

10/30(日)東京楽
三軒茶屋にある世田谷パブリックシアターへ行ってきました。

お目当ては

TSミュージカルファンデーション
『眠れぬ雪獅子』


111030.jpg


「黒い帽子の踊り」―それは、チベットに伝わる“悪霊を鎮める祈りの舞い”であったが、9世紀、仏教を弾圧した暴虐王ラン・ダルマを暗殺するために、僧侶のラルンが踊り手の一人に扮して忍び寄ったことで伝説の踊りとなり、ラルンは王を殺して、自ら“眠りを殺した男”となった。 そして1951年。東チベットの古都チャムドで旅芸人のテンジンは詩人のドルジェと出会い、乞われるままにこの踊りの手ほどきをする。行く手に待ち受ける大きな黒い影と、その影に翻弄される二人の運命も知らぬまま。チベットの人々の心に根付くターラ菩薩の光が二人を正しき道へと導くのか…。
チベットを舞台に、現代と過去の2重構造で進む物語
豊かで平和な世界とは何かと問う意欲作。(各サイトより抜粋)

[演出・振付]謝珠栄
[劇作・脚本]大谷美智浩
[音楽]玉麻尚一
[出演]今井清隆 / 東山義久 / 伊礼彼方 / 小西遼生 / 保坂知寿 / 他

TSミュージカルファンデーション公式サイト
http://www.tsmusical.com/



TSの舞台・・・
謝珠栄先生の演出・・・

以前からとても観てみたかった舞台です。

その舞台にミュージカルの方でお気に入りな俳優さん(伊礼彼方さん)が出演されると知り、
「今日こそ~その日~♪(←ロミジュリ風にね(笑)」とばかりに、だいぶ前から東京楽のチケットをおさえて楽しみにしていました。

結論から言うと・・・

劇団☆新感線の舞台を初めて観た時の衝撃を思い出しました。
勿論劇団☆新感線とは全く違う色の劇団ですが、
「何この舞台!!す・凄い~!!」
ってエンターテイメント性の高さに衝撃を受けました。



幻想的な美しさ・・・

照明の演出がとにかく印象的にあらゆるシーンで使われ・・・
ゆらゆら揺れるオーラのような暖かい色の光に斜め下から射す白い真っ直ぐな光、その光に包まれ浮かび上がるターラ菩薩が神々しさに溢れていて、その神秘的な美しさに息をのみました。

天井付近まで覆う闇に小さな光が幾つも灯り、降ってくるような星を表していました。
背景の山セットと、その前で語るテンジンとドルジェ・・・本当に雪山の澄んだ空気を感じる程でした。

色とりどりの模様が舞台をサーっと流れ、ライトが形作る蝶が羽ばたく、一瞬で理想郷が拡がりました。

ターラ菩薩が手をふると背景スクリーンにシャランと光の流れが・・・動きと連動したスクリーンの演出・・・

とにかライトを使っての表現の美しさと斬新さに驚きました。



客席まで拡がる神々しさ・・・

光の中から聴こえるターラ菩薩の見守り導く歌声が本当に天から聴こえてくるようでした。
時にその光は1階客席にも流れだし、きっと2階席から観たら、歌声とミラーボールの様な光の粒の動きが合わさって、さぞかし美しい光景だったと思います。



力強いダンスに楽曲・・・

チベットの民族舞踊を思わせる独特な雰囲気を持った、美しく力強い舞と楽曲が素晴らしくて、とても感動的でした。
クライマックスの王の前で披露した舞いには涙が止まりませんでした。
ドルジェの詩に曲をつけテンジン達が踊った舞・・・
舞いを観て涙が出るって初めて位の経験で自分でも意外な程に感動していたようです。



素晴らしいストーリー・・・

ラルンとテンジン・・・
ペマとドルジェ・・・
過去と現在・・・輪廻が結び付け、交差して進むストーリーは、一見複雑そうに感じたのですが、観はじめて少し経つとそんな問題は無くなりました。
とてもわかりやすく、効果的に2つの世界と登場人物が入れ替わり。
現代の物語に、過去が深みを与えて、より感動的になっている舞台でした。

また、とてもメッセージ性がある物語でもあり・・・
311後、残された私達に対してのメッセージがキャラクタの台詞や歌を通して随所に込められて強く伝わってきました。

「笑顔があった、幸せがあった・・・今は幸せも笑顔も無い 」
ドルジェの嘆きに胸がつまり・・・

「暴力と権力こそ人間が作り出した最も愚かなもの」
僧の言葉に悲しみを感じ・・・

「ここの人達は笑顔が無くなっても、この地を離れようとはしない、ここは彼らの故郷だから・・・誰にも奪うことは出来ない」
ドルジェの必至の訴えに(T_T)
311以降、日本を逃げ出す外国人のニュース報道を思い出し、ここで育ってきたから離れては暮らしていけないと危険区域に残ろうとするご年配の人達、日本に暮らす私を含めた日本人の事が心をよぎりました。

そして、カーテンコールでも誰かこの言葉をいわれていたし、何度か出てきたので、たぶんこの舞台で一番伝えたかったメッセージなのではないかなと、とても印象に残ってるのが・・・
「未来はおきるものではなく、自分でおこすもの」

物語と演出を楽しみながらも、色々考えさせられた本当に深く心に残る舞台でした。



勿論、物語や演出だけでなく、そこで演じたキャスト陣も素敵で印象に残る方ばかりで・・・


会場全体に響きわたり、包み込む素晴らしく上手い歌声だったのが、ターラ(菩薩)役の保坂知寿さん
あまり伸びやかで神々しい歌声に、この方は何者?と観終わった後に調べてみると、元劇団四季の女優さんで、退団後も数々のミュージカルに出演されている、結構ベテラン実力派な方でした。
ターラという菩薩の役なのですが、この舞台の中で唯一過去と現代に存在し、人々を見守る重要な役です。
登場すると観ずにはいられない程、ウットリする美しい役でした。

過去と現代といえば、どちらにも登場した方が他にも・・・
2つの時代の暴虐王を2役で演じた今井清隆さん、この方も劇団四季の俳優さんだった方で、退団後もミュージカル界で大活躍な実力派・・・
地から響くような歌声が迫力満点で・・・本当に怖い王だった。
でも・・・カーテンコールで明かしてくれましたが、クライマックス、テンジンと旅芸人達の舞に感動して涙がでそうだったと(笑)悪役なんだから泣いたら駄目なのに・・・今井さんご本人はちょっとチャーミングな方でした^^

ダンスで感動を沢山くれたテンジン役の東山義久さんは、以前宝塚BOYSの舞台で観て以来です。
その時も素晴らしい動きだなぁって思っていましたが、正直その比ではない位、今回の舞台のダンスは良い!!
まぁ宝塚BOYSはストレートプレイですし、ダンスも稽古って言う感じのシーンばかりでしたから別物ですが。
あらためて、力強く、しなやかな動きに驚嘆。
それに歌声も男前でした。
始めは、ちょっと明るくお調子者っぽい軽い感じを受けたテンジンだったのですが、物語が進むにつれて熱くて優しくて男らしい懐の深い役になり、ダンスも同様に深く力強い“舞”で感動させられっぱなしでした。
王の前で披露した決死の舞・・・その力強く地を踏みしめて腕を伸ばして舞う動きに涙が止まりませんでした。

胸が痛くなる位切ない役を演じた伊礼彼方さんは、詩人ドルジェ役。
私のお目当てのミュージカル俳優さん♪♪
やっぱり素敵だったなぁ。
彼の言葉には真実がある・・・というか、いや、演技なんだけども、なんだけども・・と思えない位に熱く心に訴えかけてくるんです。
声が良いのかなぁ。
今回はとっても傷つき、苦悩し、葛藤する切ない役なのですが、歌声も切ない嘆きに溢れ・・・聴いていると心が締め付けられるようでした。

そんな伊礼さん・・・私が観た舞台だと、ちょっと悲しい顔をされる役ばかりだったのですが・・・
実はご本人はとっても明るいムードメーカー!!
東京楽日のカーテンコールをしっかりと仕切っていらっしゃいました(笑)
さらに笑いも沢山巻き起こし・・・お茶目な方です。(爆笑)
謝先生の稽古を自衛隊と例えて、その辛さを散々ぼやいたり・・・(笑)
謝先生は客席にいたのを無理やり伊礼さんと・・・どなただったかキャストの方2人に担がれて舞台上へ!
小柄な女性です。女性ならではの演出だからあんなに繊細で美しい舞台だったのでしょうか。
若手選抜と、メインキャスト全員の挨拶に、更に謝先生までお見えでたっぷり30分位あったでしょうか、最後のカテコにも大満足!



エンタメと芸術性を併せ持っている舞台。
独創性抜群!の何処にも無いミュージカル!オリジナリティに感動です!
確実に好きな演出家が劇団が1つ増えました。

・・・・観に行ったのが東京楽だったんですが、もうプログラムが売り切れていた事が本当に悔しかったです。。
本当に欲しかったプログラムだったので・・・。

theme : 舞台とミュージカル
genre : アイドル・芸能

comment

Secret

TS

感想ありがとー!私も気にはなってたんですが、結局行かず仕舞いで千秋楽迎えちゃいました(^_^;)。
TSは「AKURO」と「タン・ビエットの唄」を見たことがありますー。DVD滅多に出さないんですよねーTSさんは。

…何を隠そう(隠してませんが)私、知寿さんの四季時代の大ファンだったのです…(笑)。
今井さんのファントムもたぶん見てますヨ。

>静夏さんへ

静夏さん!コメントありがとう!!
おおΣ( ̄◇ ̄)TS御存知だったんですね!
ならば雪獅子はオススメでしたーー!
ホントDVDでないのが残念です。
ドラマとかはDVDレンタルになるから観られる機会がありますが、舞台ばかりはねぇ。。
知寿さんの大ファンだったんんですね!
沢山歌われていました。
本当に歌が素晴らしかったです!
はぁ~もう一度観たいです。
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