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上川隆也さん主演舞台『ヘンリー六世』観てきました♪

やっと観劇感想をUP出来ました。
長くなってしまったので、ご興味のある方は、お時間に余裕がある時に、読んで頂ければ幸いです


3/27(土)。待ちに待った舞台
『ヘンリー六世』
を観てまいりました♪
100327_18.jpg

上川さんが出演する今年初の舞台です。
演出は蜷川幸雄さん。
シェイクスピア作品は初観劇です。
『ヘンリー六世』はシェイクスピア最初の戯曲
原作内容☆
百年戦争とそれに続く薔薇戦争により疲弊したイングランドで、歴史に翻弄される王ヘンリー六世と王を取り巻く人々を描く・・・・策略に満ちた人々は悪事かぎりをつくし、王侯貴族から庶民までが血で血を洗う骨肉の争いを繰り広げる。
(アマゾンより抜粋)
☆詳しくはコチラ
彩の国さいたま芸術劇場>彩の国シェイクスピア・シリーズ第22弾『ヘンリー六世』
13:00に開演し、21:10分に終演しました。
8時間10分
15分の休憩2回と60分の大休憩を除いても、6時間40分・・・長い舞台でした
が、不思議と長いなぁって感じは、しなかったです。

今回はS列での観劇でした。一番前から数えて16列目。後ろから2列目。
舞台から遠いと覚悟をしていったのですが、何だか予想よりも近い。
舞台を客席で挟む対面形状だったからでしょうか。
しかも、前列のR列の前は通路になっていて、キャストの方々がしょっちゅう行き来するので、とても楽しくて、時間が経つのが早く感じました。
客席の間にある左右の通路をキャストが縦横無尽に駆けまくるので、どこの席からでも楽しめる舞台です。
座席表


ここから本編の感想なので、ネタバレ致します
(これから観劇予定の方はご注意を



☆演出についての感想

まず、初っ端から衝撃の演出でした

席について、初めて舞台セットを目にした時、白い床に赤い模様が沢山・・・

私の席からは良く見えなくて、なんとなく薔薇の模様が書いてあるのかなぁってずっと思っていましたが(何故か思っちゃたんです。薔薇戦争だから・・・?)。

いざ、開演してみると
(っていっても照明がまだ落ちていないので、普通にパンフ読んでる方がいっぱいいました。)

何やら年末の大掃除をする様な格好のご婦人方がゾロゾロと出てまいりました。掃除人ズ。

そして、白い布を広げ、私が薔薇だと思っていた赤い模様の上に・・・・ゴシゴシって・・・・えっ
ここで初めて双眼鏡で確認・・・・(驚

・・・・だったぁ

血を拭いていらっしゃった
ヒョエ~薔薇とか全然違うし・・・

観劇済みの方の感想で、色々事前情報はあったのですが、私はすっかり油断しておりました
既に舞台上が血の海だったとは

そんなこんなで驚いていると、照明が段々落ちてきて、戦場の騒がしさが近づいてきます。
(この辺で全員、パンフをしまわれて観劇スタイルに。)

そして、ビタンビタンビタンと大きな生肉の様な塊がいっぱい降ってくる。
大砲で吹き飛ばされた肉片なのでしょうか!?結構リアル・・・
予想以上にビタン!ビタン!!音が大きくてビックリでした。

その塊を、掃除人が片っ端から無表情で回収していく。
そんな衝撃シーンの連続に、気付くとすっかり蜷川ワールドに引き込まれていました。

他の場面でも色々降ってくるのですが、その降ってくるモノの違いで場面の説明をしてしまう。
さらに降る量で場面の盛り上がり感も表してしまう。
なんてスゴイそして、親切な演出でしょう。

戦場では生肉
フランスでは白ユリ
ランカスター側は赤薔薇
ヨーク側は白薔薇

とってもわかりやすい

ここで、私だけかも知れませんが、気になってしまったのが、花が床に着く音なのですが、
ポトッ。ポトッ。って音がするのです。床に吸いつくように。まさにBGM
なんか仕掛けがしてあるのでしょうか。まっすぐ落ちてくるので、重りが付いているとは思うのですが。良い音♪

そんなジャンジャン降ってくるものがいつまでもステージ上にあるのは演技にも支障をきたすという事で、やっぱり掃除人が無表情で回収していきます。

野球部の方がグラウンドを馴らす様な道具?で小さな花までサァ~とステージ外へ掃き出す。

掃除人は他にも薔薇の樹をステージ上にセットしたりと黒子的役割も担っている。

実はこの舞台。掃除人役のおば様方が一番大変だったのでは??と思う働きっぷりでした
心からお疲れ様です

そして、こんな演出観た事が無かった面白い
花が降ってくるなんて素敵そいうの大好きです



☆出演キャストについての印象

まず、メインキャストの方々が、とにかく難しい文言ばかりの長い台詞を堂々とスラスラ言われていて、スゴイと思いました。
良く口がまわるなぁって。流石プロフェッショナルな方々
戯曲本を読んでいた時も感じたのですが、シェイクスピアの台詞は、外国の神話や風習を組み込んである台詞が多く、日本人に馴染みがなさそうな文言ばかり。
とにかく覚えるのが大変そうです・・・・
だから、なおさら感服。

そんな中でも特に



大竹しのぶさん(ジャンヌ・ダルク / マーガレット)

まぁ~長い台詞の多い事、多い事。
そんな長い台詞を結構な早さでカツゼツ良く次から次へとスラスラ、スラスラ。
どこで、息継ぎをされているのだろう?と本気で思いました(笑)

大竹さんは演技中、甲冑を身に着けた男達に周りを囲まれる事が多いのですが、決して埋もれる事なく、むしろ誰よりも目立っていました。
そして誰よりも怖い・・・・。
女性とは思えない大迫力。
いや、本当に怖かった・・・。
とくに、マーガレットの時が激怖っっ。

印象的なシーンは、ヨークを追い詰めて止めをさすシーン。
ヨークに“紙の王冠”を被せて嘲り、笑い、散々いたぶって馬鹿にした挙句、剣でブスッ・・・。
ヒ~!ヘンリー六世を裏切ったヨークだけれども、この時ばかりは同情しちゃいました。
マーガレットさん。決してお近づきにはなりたく無い女性です(笑)

そんな鬼気迫る演技を沢山のシーンで発揮されていました。
今回の「ヘンリー六世」が、大竹しのぶさんの舞台初観劇だったのですが、どちらかというと小柄でチャーミングな女性という普段のイメージからは、想像もつかない凄まじいまでの演技力・底力を初めて目の当たりにしました。
ジャンヌの時は、シャルル皇太子の手を引っぱって世話を焼く様子に、なんだか「お母さ~ん」って思っちゃいましたけれども(笑)



池内博之さん(サフォーク伯爵 / ジョージ)

色気が漂うメンズ。結構好きな俳優さんです。

初登場シーン、ビックリしました。
顔の白さに!!
白っ!!・・・ちょっと白浮きしすぎじゃぁないかい。ってツッコミたくなっちゃいました(笑)
その後は、白さがあまり気にならなくなったのですが・・・メイクが肌に馴染んだのかなぁ・・・(笑)

まぁ、それは置いといて・・・
狡猾で野心家なサフォーク。
サフォークは「ヘンリー六世」のLOVE部門担当。
やっぱり演技から色気が漂ってくる(照)
マーガレットとのキスシーンもあったしね。
良い意味でとっても濃い演技を堪能させて頂きました。

印象的なシーンがマーガレットとの別れのシーン。
何度も行きかけては抱擁を繰り返し、ついに最後の別れの瞬間・・・
それまで、ポツポツゆっくり降っていた赤薔薇が、段々速度を増し、降りしきる雨の様にザァーっと舞台を真っ赤に染める。
なんて情熱的。

マーガレットへの溢れる愛を止められない。
引き裂かれる苦しみに耐えられない。
おかしくなってしまいそうな程の悲痛な叫び。
池内さんの演技を観ていると、そんな思いがひしひしと伝わってきて、切なくなりました。

サフォークの印象が強すぎたのか、ジョージの時は三兄弟の中で、一番大人しかった感じがしました。。



高岡蒼甫さん(リチャード)

背に瘤をかかえ、脚の長さも不揃い。
そんなリチャードは当然スムーズに歩けない。
にも関わらず戦場では殺陣を披露し、通路の階段を駆け上がる。

健常者である高岡さんが、身体的に不自由なリチャードの演技をする事は凄く大変だった筈。
他の人達と同じ速度で花道を駆け上がってくる姿に毎回「お疲れ様~」って思いました。

印象的なシーンは、傍白(舞台上の他の人物には聞こえず観客だけに知らせるかたちで喋る台詞)のシーンです。
傍白はリチャードが1番多かったと思います。
リチャードの闇の部分を色濃く表現するシーン。
台詞を言う時の狡猾な表情など、迫真の演技に魅せられました。

私は、今作の中で“リチャード”が最もお気に入りのキャラクターです。
狡猾で非情な人物。
だけど何だか憎めなかった。
悪意に満ちた台詞でも、端々に大きな哀しみ、苦しみが見え隠れしているように感じて。

なので、「リチャード三世」も読んでみたくなりました。
また、この役を上川さんが演じたらどうだろうって考えてしまいました。
・・・・絶対イイ!!観てみたいです。



長谷川博己さん(シャルル / エドワード)

ともにちょっと詰めが甘く、足元をすくわれそうな感じのイマイチ頼りなさげな、シャルルとエドワード。
そんな役どころにピッタリな綺麗系二枚目な方。
まさに、王子様的な役がお似合いでした。
目が素敵。



古田鋼太郎さん(ヨーク / リヴァーズ)
瑳川哲朗さん(グロスター公爵 / 息子を殺した父親 他)

この御二方は、貫禄のある演技で、舞台全体にたっぷりと重厚感を与えていました。
御二人が現れると、ズシっと空気が重く締まる感じがしました。

瑳川哲朗さんの“グロスター公爵”もモチロン素晴らしい演技だったのですが、たったワンシーンの“息子を殺した父親”役の迫真の演技には目頭が熱くなりました。



他にも印象に残ったキャストの方が沢山。

草刈民代さん(グレイ夫人エリザベス 他)

すっごく綺麗でした。気品が溢れまくりです。

星智也さん(サマセット公爵 他)

スタイルが凄くイイ方です。スラっとした長身で纏ったサマセット公爵の衣装は舞台上でとても映え目を奪われました。

原康義さん(トールボット卿 他)

トールボットの死の場面。息子の遺体を腕に抱きながら死んでいる。その死を悼む仲間の悲痛な叫びと、降りしきる花々に彩られて壮絶な最期。
1回目の小休憩前、最大の見せ場でした。

山本龍二さん(ジャック・ケイド 他)
福井博章さん(ノーサンバランド伯爵 他)

この御二方はドラマ「セーラー服と機関銃」で共演されていたり、他にもテレビで良く拝見する方々だったので、つい注目して観てしまいました。

まだまだ、いらっしゃるのですが、キリが無いのでこの辺で。



そして、そして、

上川隆也さん(ヘンリー六世)


いつ出てこられるのかドキドキしてまっている内に、1回目の小休憩。
アレッ
まさか、出番ってまだまだ先なの?って少し心配になりましたが、小休憩後すぐに白い衣装を纏った上川さん登場
なんだか可愛い
今回、上川さんは、舞台上で白と赤の衣装を着られていましたが、それぞれの衣装で印象が違いました。

初めの白い衣装の時は幼さが残っていて、世間知らずな感が漂うヘンリー六世。
赤い衣装になってからは、近しい物の裏切りや死に常に苦悩するヘンリー六世。

いずれも、役柄が、争いを好まない“ヘンリー六世”なだけあって静かな感じでした。
なので、他のキャストの方と違い、座席の間の通路を駆け上がってくることもなく、そこは、とても残念でした

そういう人物像なので当然ですが、

アクションが少ない
大きな動きが少ない
しかも、出しゃばらない役なので、スポットのあたる出番が少ない
出しゃばろうとしても、大竹しのぶさん演じるマーガレットに抑え込まれる

しかし、大きな動きは無くとも、さすが上川さんっていう演技をされています。
双眼鏡で覗いていると良くわかるのですが(スミマセン・・・上川さんばかり観ていました(照))、他のキャストがメインのシーンでも、その場面でヘンリー六世の感じている苦悩や戸惑い、あきらめ、憤りなどを、表情や仕草で繊細に表現されていました。
本当に繊細で緻密な演技。スゴイ

例えば、生まれつき目の不自由な男が歩ける様になったと騒ぐシーンでは、始め無邪気に神の奇跡を喜んでいる表情から一転。嘘だとわかると顔を曇らせ僅かに首を振り呆れたように、残念な表情。馬上の身動きとれない位置ながらの仕草。


ヘンリー六世の見せ場的シーンで印象的なのは、
グロスターの暗殺をきっかけに、暗殺疑惑のあるサフォークの追放を決めた際、庇う王妃に初めて声を荒げ
『妃、頭が高いぞ』
って怒りを露わにした時。
マーガレットの言いなりで温厚なヘンリー六世が初めて声を荒げたシーン。
迫力のある一言でした。
良い声。
やっぱり上川さんの演技には魅せられます。

それから、「父親を殺した息子」と「息子を殺した父親」が出てくるシーンで、薄暗い舞台下からその様子をうかがい、嘆き苦しむシーンでも繊細で素晴らしい演技をされていました。
その時はD列(1番前列)センターの方が羨ましくてしょうがなかったです。その位置で結構長い間演技をされていて、目の前に上川さんがずっといたのだから。


この舞台、上川さんは、タイトルである「ヘンリー六世」役ではありますが、正直な感想としては、大竹しのぶさん演じる“マーガレット”がメインだったと思います。あくまで、わたし個人の印象ですが。
やっぱり、頼りない男“ヘンリー六世”ではなく、男らしい役を演じている上川さんが観たいと思いました。
草食系男子より肉食系男子が好みなので(笑)
このストーリーだったら、やっぱり“リチャード”役で観てみたかったかも。
なので、上川さん大好きな私にとっては、ちょっと上川さん不足な舞台でした。
でも、舞台全体の演出は凄く楽しめたし、久々に上川さんの素晴らしい演技を生で観る事が出来、テンション上がりまくりで嬉しい1日でした。

そう、そう。
ロビーには『龍馬伝』から上川さんに贈られた花が飾られていました。
龍馬伝への上川さんご出演も待ち遠しいです。
100327_17.jpg
(何故かこの前で記念撮影をされているオジサマがいらっしゃいました。ヘンリー六世の観劇なのにね(笑))


ここまで長文にお付き合い頂きありがとうございました

4/3(土)楽日も観てまいります♪

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theme : 上川隆也
genre : アイドル・芸能

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